2019.05.15
ゴルフは走ったり激しく動いたりするわけではありませんが、長時間屋外で行うので意外と疲れが溜まりやすいスポーツです。
走るわけでもないのに、ラウンド後はぐったり……なんてことも。
そもそもなぜゴルフをすると疲れるのでしょう?
そこで今回は、ゴルフの疲れの原因と疲れない方法4つをお届けします。
ゴルフは全身運動で、筋肉や関節に負担がかかっています。
クラブを振るときのことを思い出してください。
首、肩、背中、腰、膝と体全体の筋肉や関節が動いているのを感じませんか?
歩いている時間も多いですが、瞬発的な動きが多く、その分負担も多いのです。
「でも、打ちっ放しだと疲れないよ!」という人もいるでしょう。
紫外線の影響も疲れの原因の1つ。
屋内で行う打ちっ放しと違い、ラウンドは屋外で行います。
紫外線は目や肌へのダメージだけではなく、自律神経の乱れにもつながると言われています。
また、ゴルフをしているとき、実は緊張しているということも。
良いスコアを出したいと意気込んでいたり、接待ゴルフで気を使いながらラウンドしたりすると普段以上に体に力が入り、全身の疲れにつながりやすくなります。
我流で力いっぱいクラブを振っても、ボールが飛ばないどころか、疲れが増すだけです。
正しいフォームを意識しましょう。正しいフォームで打つことで重心や体重移動を上手にコントロールしやすく、無駄な力を使うことなく飛ばすことができます。
ゆるくてたるみが気になったり、反対にきつくて体が動かしづらかったりすると、おかしな動きにつながり、正しいフォームで振ることの妨げになります。
シューズや靴下が合わないことも、足元に意識を集中させる原因となり、余計に疲れてしまいますね。
日焼け止めは肌が露出する箇所には特にしっかり塗っておきましょう。
また、紫外線は目からも影響を受けます。
サングラスも必須ですが、スポーツ用のものを選ぶと、プレーにも集中できるでしょう。
紫外線を通しづらい素材でできているゴルフウェアの着用も紫外線対策には有効です。
ストレッチを行うと、疲労回復をしやすくなると言われていますね。
筋肉をほぐせるのはもちろん、リラックス効果も得られます。
運動後は体が蓄えていたエネルギーがなくなっている状態です。
運動に使った筋肉の細胞も、再生のためにエネルギーが必要です。
不足したエネルギーを食事で補うことが、翌日に疲れを持ち越さないためにも大事です。
帰宅までに小腹を満たしたい場合、油の多いものを避け、消化の良い軽食に留めておきましょう。
疲れが溜まっている状態で胃腸に負担のかかるものを食べると、更なる疲れにつながる可能性があるからです。
おにぎりであれば油や食物繊維の少ない塩結びや梅干などがおすすめです。
サンドイッチであれば、卵やレタスなどのシンプルなものを選びましょう。
飲み物はクエン酸を多く含んだフルーツジュースや、筋肉の修復に効果のある牛乳や豆乳がいいでしょう。
帰宅後の夕食も大事です。
筋肉を修復するために、肉や魚、卵や大豆製品など、たんぱく質の多い食材を取り入れたいですね。
豚肉ヒレや豚モモなどに多く含まれるビタミンB1には、糖質をエネルギーへ変換する際に変換効率を上げる働きがあります。
ネギやニンニクなどに多く含まれるアリシンは強い抗酸化作用があり、ビタミンB1と合わせて摂ると、更なる効果が期待できます。
白米はエネルギーの元になる炭水化物ではありますが、1膳程度にしましょう。
夜は眠るだけで、日中ほどエネルギーを使用しません。
そのため、夜に白米を食べ過ぎると、必要以上にエネルギーを溜め込むことになり、肥満の原因や胃への負担となります。
効果的に食べて、疲れを翌日に繰り越さず、楽しいゴルフライフを送りましょう。
また、体に合ったものや紫外線対策ができるゴルフウェアも疲れを残さないためには大事!
ココゴルフで合うものを探してみては?