2022.02.27
サッカーやテニス、マラソンなど、スポーツをする時はそれぞれに適したウェアを着用するものですが、ゴルフの場合は動きやすさだけでなく服装のマナーについても考えなければなりません。
特にビギナーがラウンドする際には、ゴルフコースおよび一緒にラウンドする仲間に対してマナーを守ったウェア着用を心がけたいですね。まずは押さえておくべきマナーについて見ていきましょう。
トップスはまず襟付き、袖ありのシャツが基本中の基本です。ゴルフにドレスコードが存在するのは、もともとイギリスの貴族たちが、スーツにネクタイでプレーをしていたことが理由として挙げられます。
時が経ち、アメリカでゴルフが大ブームになると、プレイヤーたちは機能性を重視するようになり、次第に軽装になっていったのです。しかし、伝統のあるスポーツに敬意を払い、「相手に不快な思いをさせない格好」が前提であることにかわりはありません。
最近ではハイネックのウェアも多く、ハイネックもOKとするゴルフ場がほとんどです。実際に男子プロも試合で着用しています。ラウンドするゴルフ場の雰囲気や一緒にプレーするメンバーによってウェアを決めると良いでしょう。格式高いゴルフ場ではハイネックNGのところもあるので、事前に確認することをおすすめします。
ボトムスはチノパンやスラックスなどロングパンツが基本です。日常的にジーンズを愛用している人は多いかと思いますが、ゴルフコース来場時はもちろん、コース上で着用はできません。また、迷彩柄パンツやカーゴパンツも避けるようにしてください。
暑い時期は少しでも快適にプレーするために、ハーフパンツを履く場合もあるでしょう。一般的に問題はありませんが、念の為、ゴルフ場にあらかじめ確認しておくと安心です。
また、当日一緒に回るメンバーが気のおけない仲間であるのか、はたまた上司や取引先の目上の人であるのか、メンバー構成によって考えることをおすすめします。
ゴルフ場への行き帰りにジャケットを着用します。ゴルフウェアでのゴルフコース来場を可とするゴルフ場もありますが、基本的にはジャケットの着用をおすすめします。夏場はジャケット無しでもOKとするゴルフ場が多いですが、 同行者にコースの会員メンバーがいる場合は、聞いておくと良いでしょう。
ただし、ジャケットを羽織っているからといって、インナーにタンクトップやTシャツはNGです。ゴルフコースのメンバーから苦言を呈されないようにしましょう。
次に足元のマナーです。サンダルやブーツで来場しないように気をつけましょう。ビジネスシューズを基本とした革靴がマナーです。スニーカーを履いてくる人もいますが、服装とのコーディネートを考えると革靴がベストです。
ゴルフシューズは、ロッカーで取り替えるようにします。 シューズの種類ですが、ほとんどのゴルフ場で「メタルスパイク禁止」となっています。ソフトスパイクもしくはスパイクレスを選びましょう。
帽子やサンバイザーもドレスコードの一部です。日除けになるだけでなく、頭をボールから守る役目もある帽子の着用をオールシーズン推奨しているゴルフ場がほとんどです。 プレー中に帽子を被っていない人を見かけることは、まずありません。
ゴルフは屋外スポーツですので、サングラスの着用も問題ありません。クラブハウスに入る時は帽子やサングラスは必ず外しましょう。
長時間、外でのプレーとなるゴルフは、自然の影響を直に受けるスポーツです。スタートから最終ホールまで快適にラウンドするためには、季節にあったウェアの着用が欠かせませんよね。
ここからは、おしゃれに着こなしをするためのポイントをシーズンごとにみていきましょう。
本格的なゴルフシーズンの到来となる春。長袖or半袖のポロシャツに、ボトムスにはロングパンツを合わせるのがテッパンのコーディネート。
早朝スタート時やラウンド終了間際のホールでは、肌寒いと感じることも。そのため、体温調整しやすい薄手の羽織るものを一枚用意しておくと安心です。
半袖のポロシャツにロングパンツもしくは、ハーフパンツが夏のコーディネート。夏のラウンドは暑さとの戦いです。 UVカットや速乾性、冷感性といった機能性に優れたウェアを選ぶと良いでしょう。
梅雨の季節は、レインウェアも必須アイテム。小雨程度であればしのぐことができる撥水性のある素材を使ったウェアもあります。
熱中症対策に、こまめな水分補給も忘れずに行いましょう。
夏に比べると過ごしやすく、ゴルファーにとって快適にラウンドできる季節ですが、秋の空は変わりやすいもの。まずは、ゴルフ場の天気予報をチェックしましょう。
予想気温が20〜25℃くらいの晴天であれば、半袖ポロ+ロングパンツが最適です。スタート時は肌寒いこともあるので薄手の羽織もので調整しましょう。
20℃以下の予報であれば、長袖ポロシャツにベストや薄手のアウターを羽織るのがおすすめです。
寒い冬は飛距離が伸び悩み、スコアメイクにも苦労するものです。寒さをものともせずラウンドするためには、ウェアのほかにも、イヤーマフやミトンなど小物の力を借りてダブルで寒さをノックアウトしましょう。
冬のラウンドは、保温性インナー、ポロシャツの上にセーター、防寒アウターを重ね着して、ボトムスは防風パンツor裏起毛のパンツがおすすめです。
ここからは、定番のカラーごとにぴったりの組み合わせポイントを紹介します。
引き締めカラーの黒をボトムスに選ぶ場合、トップスはモノトーンでシックに決めても、カラフルな色を合わせてもGOOD。
ただ、全身黒は着こなしが難しく、特に夏場は暑苦しい印象になってしまうので、黒でも柄の入ったものや色のある小物で変化をつけましょう。
爽やかな印象の白パンツは、どのような色とも組み合わせできる万能色。ビビットカラーを合わせたり、遊びゴコロ満載のポロシャツでもしっくり合うでしょう。
ただし、透けないようベージュ系の下着の着用をおすすめします。また、悪天候のラウンドに白パンツを履いていくと、裾の汚れが気になってしまう場合もあるため、天気予報と相談して決めてみるのはいかがでしょうか。
明るい色のピンクを取り入れたコーデは、おしゃれに見える可能性大!おすすめはピンク×グレーの組み合わせです。
ピンク×グレーの組み合わせは、落ち着いた大人の男性の魅力を最大限に引き出してくれるでしょう。くすみピンクにはダークグレーを、ショッキングピンクならライトグレーといったように、濃淡を考慮するとよりおしゃれ上級者に見えます!
引き締めカラーの黒ボトムスと合わせれば、コントラストが効いて、メリハリのあるコーデになります。 他にピンクとの相性の良い配色は、万能色の白。優しさと爽やかさがプラスされて、好印象を与えられるでしょう。
「自分のコーディネートにいまいち自信が持てない・・・」そんな方にはセットアップがおすすめ。頭を悩ませる必要もなく、バッチリと決められます。セットアップでなくても、同一メーカーやブランドでウェアをそろえると、全体的に統一感を出せるでしょう。
ゴルファーに人気のブランドを多数取り揃えているココゴルフなら、おしゃれなコーデがすぐき完成できますよ。リユースウェアであるため、シーズンごとに一式揃えてもリーズナブルなのも魅力的。
ウェア以外の小物類も充実の品揃えです。ぜひあなたにぴったりのウェアを探してみてください。