メンズ「マンシングウェア」の魅力
ゴルフの起源は諸説ありますが、現在の形に近いものになったのは、1300年代のオランダで、その後1400年代にスコットランドへ渡り、「ゴルフ」と呼ばれるようになったと言われています。
1860年には既に第1回全英オープンが開かれ、1887年にはアメリカで初のゴルフコースが誕生しましたが、Munsingwear(マンシングウェア)がゴルフウェアを作り出すまでの間、世の中にはゴルフウェアというものがなかったのです。
マンシングウェアは1955年に世界発のゴルフウェアブランドとして誕生しました。
全米のプロやトップアマなど、千人以上のゴルファーにアンケートを実施し、徹底したリサーチを元に、開発を行ったマンシングウェアのゴルフウェアは、瞬く間に人気となり、ゴルフ史に登場するような有名選手や、ハリウッドスターと呼ばれる歌手や俳優、アメリカ大統領までもが、マンシングウェアのゴルフウェアを愛用していました。
日本では、株式会社デサントが1964年(昭和39年)にマンシングウェアの展開を開始し、1984年には日本及びアジアにおける商標権を取得しています。
社名であるデサントを始め、ルコックスポルティフ、スリクソン、アンブロなど、誰もが一度は耳にしたことのある有名ブランドも、日本ではマンシングウェアと同じ、デサント傘下のブランドです。
マンシングウェアといえば、誰もが思い浮かべる、ベストを着こみ、蝶ネクタイを締めた「ペンギン」のブランドシンボル。
このペンギンにはちゃんと名前がついていて、「リトル・ピート」といいます。
いろいろな説がありますが、マンシングウェアのセールスマネージャーが乗り合わせた飛行機で、たまたま隣に座っていた老婦人に、彼が営業先で購入したペンギンのはく製を見られ、「こんなに可愛い鳥が、あなたのマスコットになればいいのに」と言われたことが、リトル・ピートの誕生のきっかけなのだそうです。
ちなみに2017年には、配置やバランスを微妙に変え、新生リトル・ピートとして再構築されています。
もし、2017年以前に購入したマンシングウェアのアイテムがあれば、ぜひ今のシンボルマークと比べてみて下さい。
マンシングウェアは、設立以前から、アンダーウェアメーカーでありながら、米軍の軍服に採用されるほどの高い技術力を持っていました。
それは編み立てから縫製までを一貫生産できる体制と、厳しい品質管理によるものです。
それだけではなく、ユーザーへの地道なアンケート調査によって、潜在的なニーズまで徹底的に汲み取る姿勢。
これにより、ゴルファーにとって理想のウェアを作り上げてきたのです。
マンシングウェアのブランドコンセプトは「TURF & EVERYDAY」。
これはゴルフウェア開発によって培った技術を活かし、ゴルフと日常生活を行き来できるブランドでありたい、ということを表しています。
2017年からはデイリーワードローブの製作にも着手し、2018年には銀座の並木通りに、マンシングウェアの世界観をすべて表現する場として、ブランド旗艦店をOPENさせています。
今も昔も愛される、マンシングウェアの着心地を、ぜひ一度味わってみて下さい。